■ボラバイト体験談■
■農園-kyme【千葉県】
■男性(26歳)
■期間:2009/5/8〜11/21
今年の春先から半年間、農園-kymeで落花生の栽培の手伝いをしてきましたが、今回のボラバイトは農業の面白さ・厳しさを再認識したボラバイトになりました。

ボラバイトを始める前は、落花生の生態がよくわかっておらず、落花生は根っこから生るものと思い込んでいました。
実際は、開花した後の花から針のような茎が出て、それが地中に潜り、そこで実をつけるという形でした。
このことも含めて、初めて栽培する落花生に驚き戸惑いながらも、新たな発見に胸をときめかせながら作業が出来ました。
そして、今年は冷夏と雨続きでかなりのダメージを受けたものの、9月下旬になんとか掘り起こしに取り掛かることが出来ました。
その後収穫した落花生は野積みにし、自然乾燥させ、よりおいしくなるように仕上げました。
今は脱穀され、さらなる検品の後、商品になる日を待っています。育ててきた作物が収穫を迎えることができ、それを売ることが出来る事は、本当に嬉しい事だと思いました。

しかし、前述の通り、今年の冷夏と長雨のダメージは深刻で、成長が不順になり、病気にもなりやすかった為、例年通りの収穫には到らなかったことが残念でした。
ある人が、「農業はギャンブルだ」と言っていましたが、ある意味その通りだと思いました。
どんなに手を掛けても、天候に恵まれなければ、豊作にはならないことを改めて思い知らされました。
他にきつかった事は、栽培初期の播種や除草などの屈み作業がしんどかったこと位でしょうか。まぁ、天候のことと比べれば屁でもないですが。

1年前に農業関係の仕事を辞めて、半年間無気力なまま過ごした後に始めたボラバイトでしたが、この半年間で実感したことは、やはり農業は肉体的な負担と、天候などの不確定要素がたくさんあるため、難しく、そして厳しいものだが、それゆえの奥深さと面白さがあることを再認識することができたことでした。
今一度農業をやる気にさせてくれた農園-kymeに感謝し、もう一度農業関係の仕事に就くために頑張ってみようと思いました。
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