■ボラバイト体験談■
■牧場-ktk【徳島県】
■男性(28歳)
■期間:2009/5/1〜5/31
酪農に興味があるけど、具体的にどんな仕事をするのかな?と思ったら、書物やネットで調べるよりも体験してみるのが一番です!
『酪農業の昨今の現状をうかがいたい』、『牛と間近でふれあいたい』、『健康的な生活をしたい』の3大タイを胸に抱いて、列車に3時間ゆられて徳島県の牧場に着きました。


こちらの牧場を選んで、素直に良かったなあと思っています。
この餌は何なのか?どうやったら牧場を持てるのか?この管はどこに繋がっているのか?など、聞けばどんなことでも丁寧に分かりやすく教えてくれました。
現実的に牧場経営を考えている方にはうってつけです。

親子2代でじっくりコトコト積み重ねて培った唯一無比の技術と実績は、もはや人間国宝級。
全てにおいて深〜い意味があるんですね!
目からウロコの連続で、知的好奇心が満たされ、またさらに渇望することとなりました。


牧場の仕事はどれも体力を使います。でも毎日だいたい同じことをするので、効率的に早く終わらせる&丁寧にを目標にやってました。
これは動物好きな人なら分かると思いますが、「この俺の汗と涙が、かわいい牛たちのためになるんだ!」と思えば、いくらでもやる気が湧いてきました。

子牛の哺乳は女性の仕事だったのか、残念ながらやる機会がなかったのですが、男性でも言えばやらせてもらえると思います。

一番キツかったのは、育成牛舎のエサ箱の掃除とエサやりでした。
モタモタしてると、「も〜腹へった〜」とモーモー鳴きやまないので焦りました(笑)
また檻の門の開け閉めがうまくいかず、2度ほど人間vsホルスタインの場外大乱闘を主催してしまいました。
もしこんな失敗をやらかしても、ご主人が優しくフォローしてくれます。(雷が落ちたあとに)

それでもしょぼくれながら一服してると、小さな娘さんがひょこんと出てきてこんにちは!をしてくれるので、しばしば和みました。
おじさんとおばさんも気さくな方で、徳島独特の方言が通じなかった時などは稀にちょっとしたコントになります。
また敷地内に作られたバラ園は見事です。
美味しい野菜をありがとうございました!


夜の仕事が終わったら、待望の晩ご飯タイムです。
奥さんが作ってくれた手料理は、どれもお店で食べれば1200円はするんじゃなかろうかというほど手が込んでいて、とても美味しかったです。
お風呂上りに一番しぼりの新鮮な牛乳を飲むのが至福のひとときでした。

余裕があるときは、悠々と流れる大河・吉野川に犬と散歩に行ったり、ボラバイターさんにも支給されるお米の田植えをお手伝いしました。
また畜産研究所という県立の専門機関に連れて行ってもらい、対外受精卵を顕微鏡で見るといった貴重な体験もできました。


一ヶ月間の短い間でしたが、貴重なお話から失敗のフォロー、身の回りのお世話やモンスターハンターポータブルの攻略法伝授まで、たくさんのお気遣いありがとうございました!
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