■ボラバイト体験談■
■農園-god【香川県】
■男性(27歳)
■期間:2008/10/26〜12/31
今回が初めてのボラバイトであり、また農業でありました。そして、四国という土地も初めてでした。そういったことで、最初は色々と不安に思ったような気がしましたが、私が行った農園及び土地は、本当にいいところでした。
農業は、最初の頃はねぎを収穫し洗ってむく作業をし、後半は主にレタスについての農業でした。ねぎの収穫も、上手な人は素早く収穫できますが、私がとると、根っこに土がたくさんついてきてしまい、ねぎを引っこ抜く角度や力によっても、作業効率が違う。引っこ抜いた後はマルチという黒いビニールをはがす作業。マルチとは雑草が生えないように張るものです。

レタスの作業は、収穫の手伝いや、薬剤散布をしました。収穫作業は、レタスの大きさにより同じダンボールでも12個、14個、16個と分けて入れて出荷する。雨の次の日などは、足場がどうしてもぬかるんでしまうが、まあ、それが農業だと思います。泥がつくのも、コンクリートだらけの都会では味わえない体験です。

薬剤散布は、二人一組になって散布する。霧状にして、レタスに散布します。タイコというローラーを経由してホースを引っ張るのだが、距離が長いときはきつかったなぁ、アハハ!それも、元の巻いてあるホースのロールの角度により、ひっぱるきつさや作業効率が違います。

それと、もう気温が寒いので、レタス畑には、トンネルといって、ミニの簡易ハウスのようなものを被せる作業がある。アーチを挿し、それにビニールを被せて、それをヒモで固定していくのだが、ヒモを引っ掛ける杭を差し込む角度や、地盤が堅いところ柔らかいところなど様々で、面白かったです。

あと、レタスを植える作業もさせてもらった。レタスの苗は一見ひ弱そうだが、奴らは意外と生命力がある。さすが植物だなぁ。私が最初の頃に植えた畑のレタスは、帰る頃には、けっこう大きくなっていました。

もちろん、農業は肉体作業なので、今まで特に運動をしていなかった人は、最初の頃はきついであろう。私もそうでした。でも、続けていくうちにだんだんと体が出来てくるから大丈夫だと思います。

また、観音寺はいい街だと思います。近くに安い温泉(300円〜600円位)があるし、サティやユメタウンもあるし、ど田舎ではない。安い店(マルナカ)もある。生活に必要なものはなんでも揃うと思います。景色もいいです。高層ビルの街で育った人には、農業体験するには丁度良い街だと思います。海がすぐだし、琴弾神社の方は海鳥が見れます。

寮も、古い民家ですが、いい家です。古いって言っても、ちゃんと冷蔵庫も洗濯機も風呂もあるよん!すぐ前には牛がいます、世話はしないけど。自転車も貸してくれるから、休日に市街地に行くのも簡単です。また、他のボラバイターの人達も、 皆良い人でした。まぁ、悪い人はボラバイトには応募しないだろうけど(笑)。共同生活をしたことはなかったから不安はありましたが、慣れればなんでもないし、逆に楽しいよ!

また、社長は厳しい時もあるけど、ちゃんと作業をしていれば怒られません。また、厳しいと言っても、優しさのある厳しさなので、ここでのボラバイト体験は、必ず君のその後の人生の大きな糧になると思います。私はここにして良かったと思います。従業員の人達も皆親切な人達ばかりなので、人間関係で悩むことはないと思います。

ここは大きすぎず小さすぎずという農園なので、色々な作業を体験させてもらえると思います。もちろん寒いときもあればきつい作業の時もありますが、ストレスはありませんでした。まあ、ストレスがないってのは、農業の大きな魅力だと思います。

皆さん、ありがとうございました。
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