■ボラバイト体験談■
■農園-han【沖縄県】
■女性(38歳)
■期間:2006/2/2〜2ヶ月間
私が農園にお世話になったのは、かれこれ2年前の春でした。
その日々は、ひとことで言い表すならまさに「人生の夏休み」!今も尚、思い返すたび、胸の底がじんわり温かくなってくるような、それはそれは素敵な時間でした。
今でさえ事情が許すならもう一度行ってみたいと真剣に思ってしまうほどです。
 
私が農園でしていた作業は主に、ビニールハウスでのゴーヤーつり(日光がまんべんなく当たるように蔓の外にゴーヤを引っ張り出す作業)と交配(雌花に花粉をつける作業)、収穫した作物の発送作業の手伝い等でした。
もちろん、仕事自体は楽ではなかったですが、日本最南端の島から全国の食通に認められる質の高い野菜を作っておられる、プロ中のプロの農家さんなので、仕事に厳しいのは当然のこと。
でもその分、農業に限らず、色んなことを親身になって教えてくださり、ここで貴重な人生勉強も沢山させてもらいました。
 
それに、ここには働いた後のご褒美とも言うべき、オーナーの美味しい手料理が待っていて、お腹をすかせて戻ると、食卓には畑でとれたゴーヤで作ったチャンプルやらナーベラ(へちま)料理やらの沖縄料理が並ぶこともよくあって、そちらの方も楽しませてもらいました。

そういえば、こちらの琉球調の粋な住まいも、オーナー自らの手作りで、雑誌や映画に掲載されたこともあるものです。
 
また、農園の奥さんは、典型的な琉球美人で、気さくでユーモアがあり、楽しい話にはノリよく、また真剣な話には親身に相談にのってくださるような人だったので、私に限らず、多くのボラバイターにとって自然に心を開ける、頼れる母(アネゴ?)でした。

そんな魅力的なご夫妻の家には色んな人が集うので、そこでの出会いも楽しみのひとつでした。
ボラバイター同士の出会いも然りで、今でも幾人かとは交流が続いています。
やはり「同じ釜の飯を喰った」絆ゆえでしょうか。

私自身の農園での体験や思い出話について書き出すと尽きなくなってしまいますが、やはり「百聞は一見に如かず」、南の島でのボラバイトに興味を魅かれる人は、ぜひ一度トライしてみてください。
ビニールハウスで作業して汗だくになった肌に感じる島風の心地よさも体験に値するものだと思います。
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